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「新NISA、結局1年やったらいくらになるの?」
これ、私自身が1年前に一番知りたかった情報です。やり方の解説は山ほどあっても、普通の会社員のリアルな実績を出している記事は意外と少ない。
私は 28歳・都内一人暮らし・年収500万円台の会社員です。新NISAを2025年1月から満額(年360万円)で積立てて、ちょうど1年が経過しました。
この記事では、全部の数字を隠さず公開します。良い面も、含み損になった月も、心が折れそうになった瞬間も。これから始める20代の方の判断材料になればうれしいです。
- 新NISA満額積立1年経過の含み損益(実額)
- 28歳・年収500万円台のリアルな積立配分
- 1年で実際に起きた相場変動と心理
- 「これから始める人」が私の経験から学べる3つのこと
私のスペックと積立条件
まず前提です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 28歳(男・独身) |
| 居住 | 都内・1Kワンルーム一人暮らし |
| 年収 | 約520万円(手取り月28〜30万円) |
| 職業 | 不動産会社(東証プライム上場) |
| 投資歴 | 旧つみたてNISA時代から3年 |
| 証券口座 | 楽天証券 |
| 積立額 | 月30万円(年360万円・満額) |
| 銘柄 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)1本 |
年収500万円台で月30万円積立は、手取りのほぼ全額に相当します。普通に考えると無理ゲーですが、私の場合は一人暮らしの固定費・食費を極限まで削った結果、なんとか達成しています。
1年経過の結果(含み損益・全公開)
結論から書きます。
- 累計投資額:360万円
- 評価額:約412万円
- 含み損益:+52万円(+14.4%)
このまま放置すれば、複利の力で20年後には驚くような金額になるはずです。…とは言いつつ、1年の道のりは決して平坦ではありませんでした。
月別の評価額推移(リアルな数字)
12ヶ月の浮き沈みを全部出します。
| 月 | 累計投資 | 評価額 | 損益 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 2025年1月 | 30万円 | 30.4万円 | +0.4万円 | 順調なスタート |
| 2月 | 60万円 | 61.8万円 | +1.8万円 | |
| 3月 | 90万円 | 88.5万円 | -1.5万円 | 初の含み損 |
| 4月 | 120万円 | 115万円 | -5万円 | 米国市場混乱 |
| 5月 | 150万円 | 148万円 | -2万円 | じわじわ回復 |
| 6月 | 180万円 | 184万円 | +4万円 | プラス転換 |
| 7月 | 210万円 | 220万円 | +10万円 | |
| 8月 | 240万円 | 245万円 | +5万円 | 一時調整 |
| 9月 | 270万円 | 282万円 | +12万円 | |
| 10月 | 300万円 | 318万円 | +18万円 | |
| 11月 | 330万円 | 358万円 | +28万円 | |
| 12月 | 360万円 | 412万円 | +52万円 | +14.4% |
3月〜5月にかけては含み損でした。SNSでも「やっぱりやめておけば」「貯金のほうが安心」みたいな投稿が増えた時期です。
含み損になった3ヶ月、私が考えていたこと
正直に書くと、毎月の評価額を見るたびに「マジか」と思いました。
当時の私は給料の大半を投資に回していたので、「これで暴落したら2年分の節約が水の泡」という恐怖がありました。
それでも積立をやめなかった理由は2つ。
- 過去のチャートを何度も見直した:S&P500・全世界株は短期で30%下げても、20年スパンで見れば必ず右肩上がり
- 「下がってる時こそ買い場」というインデックス投資の鉄則:機械的に積立てる仕組みが、感情に流されない最大の防波堤
結果的に、含み損だった3ヶ月でも淡々と積立てたからこそ、6月以降のプラス転換で大きく利益が伸びました。「下落時の積立分」が最も儲かっているのがリアルな実感です。
銘柄を「オルカン1本」にした理由
新NISAでは色々な銘柄が選べますが、私は eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)1本に絞っています。
理由:
- これ1本で世界中の株式に分散投資できる(米国60% + 先進国20% + 新興国10% + 日本10%)
- 信託報酬が**0.05775%**と業界最安水準
- 「どの国が今後伸びるか」を予測する必要がない
- 銘柄選びに迷う時間をゼロにできる
S&P500(米国一本)も人気ですが、米国だけに集中させる確信が私にはありません。「世界経済全体が成長する」という前提に賭けるほうが、自分の精神的にも続けやすいと判断しました。
なぜ年収500万円台で月30万円積立できたのか
一番よく聞かれる質問です。手取り月28〜30万円のうち30万円を投資に回す、つまり**「ボーナスを生活費に充てる」運用**にしています。
私の月の支出内訳:
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 家賃(都内1K) | 78,000円 |
| 光熱費 | 9,200円 |
| 食費(1日1食生活) | 20,000円 |
| 通信費(格安SIM) | 1,500円 |
| 交際費・娯楽 | 25,000円 |
| 雑費 | 10,000円 |
| 合計 | 約143,700円 |
毎月の手取り給与(約28〜30万円)はほぼ全額を新NISAに突っ込み、生活費はボーナス(年100万円弱)から逆算して使う運用です。
無理な節約ではなく、「家賃以外の固定費を全部小さくする」戦略が効いています。
これから始める20代へ、3つのアドバイス
1年やってみて、これから始める人に伝えたい3つのこと:
① 「月3万円でもいい」から、とにかく今月始める
満額360万円は誰でもできるわけではありません。月3万円・5万円スタートでも全く問題ないです。重要なのは「投資の波を1日でも早く経験すること」。
含み損の月を経験して耐えた人と、ニュースで聞いただけの人では、5年後の判断力が全く違います。
② 銘柄は「迷ったらオルカン」で正解
20代で投資を始めると、「何を買うか」で延々と迷いがちです。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)1本に絞れば、銘柄選びに時間を使わずに済みます。
「やっぱりS&P500の方が…」「全米株式と比較すると…」みたいな比較記事を読む時間が、人生で最も無駄でした。
③ 評価額を頻繁に見ない
最初の1年は、毎日のように評価額をチェックしていました。これは完全に害でした。
含み損の日は気分が落ちて他のことに集中できないし、含み益の日は逆に「使っちゃおうかな」と余計な誘惑が出ます。月1回、できれば3ヶ月に1回の確認で十分です。
だから私は楽天証券を選んだ
最後に、口座選びについて一言。
私は 楽天証券を1年使ってきて、不満はゼロです。
選んだ理由:
- 楽天カード積立で毎月1%のポイント還元(年36,000ポイント=実質3.6万円の利回り上乗せ)
- 楽天キャッシュ積立も併用可能
- アプリの使いやすさが他社より上
- 楽天市場・楽天モバイルとの経済圏連携
SBI証券も人気ですが、私は楽天経済圏で生活しているので楽天証券一択でした。同じ条件の方は、楽天証券で大丈夫だと思います。
まとめ
- 新NISA満額(年360万円)を1年継続:+52万円(+14.4%)
- 3月〜5月は含み損だったが、淡々と積立てたら大きく回復
- 銘柄はオルカン1本でOK・信託報酬の安さが正義
- 年収500万円台でも、固定費を削れば月30万円積立は可能
- 評価額は頻繁に見ない・3ヶ月に1回で十分
新NISAは「20年・30年単位で考える長期投資」です。1年の数字に一喜一憂せず、淡々と積立てる仕組み化が最強。
これから始める方は、まずは少額からでも今月スタートすることをおすすめします。1年後、「あの時始めてよかった」と思えるはずです。