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「節約しようとは思っているけど、何から手をつければいいかわからない」
この悩み、私も社会人2年目までずっと抱えていました。コンビニで100円のお茶を我慢しても、ストレスばかり溜まって続かない。節約はそういうものだと思っていました。
転機は固定費を一気に見直したことです。**私は月3万円の固定費を削り、**そのお金をすべて新NISAでオルカンに積み立てています。年36万円分の投資余力が増えた計算です。
この記事では、私が実際にやった「固定費の見直し順序」と「具体的な節約額」を、すべての数字を公開しながら解説します。
- 固定費5項目を見直したリアルな金額(28歳・都内一人暮らしの実例)
- 「これだけはやれ」という最優先の3項目
- 私が実際に使った乗り換え先サービス
- やってはいけない見直しの順番
なぜ固定費から見直すべきか
節約には「固定費」と「変動費」の2種類があります。
- 固定費:家賃・スマホ代・保険・電気代など、毎月決まって発生する費用
- 変動費:食費・交際費・趣味の支出など、月によって変動する費用
ほとんどの人が変動費(食費や外食)から削ろうとしますが、これが続かない最大の理由です。
人間の意志力には限界があります。意志に頼らない節約が長続きする節約の本質です。
固定費は一度見直すだけで、翌月から自動的に毎月節約され続けます。 1回の手間で年間数万円〜10万円以上の効果が出るので、コスパが圧倒的です。
私が実際に削った固定費5項目
私は28歳・都内一人暮らしの会社員です。実際に削った金額を表にすると以下の通り。
| 項目 | Before | After | 月の節約額 |
|---|---|---|---|
| スマホ代 | 9,800円 | 3,278円 | ▲6,522円 |
| サブスク | 5,200円 | 1,580円 | ▲3,620円 |
| 保険料 | 8,500円 | 0円(解約) | ▲8,500円 |
| 家賃 | 12.5万円 | 11万円 | ▲15,000円 |
| 電気・ガス | 11,000円 | 9,200円 | ▲1,800円 |
| 合計 | ▲35,442円/月 |
月3.5万円の削減で、年間42万5千円になります。新NISAに回せば、これだけで満額の年360万円のうち約12%分を確保できます。
順を追って解説します。
① スマホ代(節約額:月6,500円)
私のBefore: ドコモ無制限プラン9,800円
社会人になって何も考えずに大手キャリアの「ギガホ」プランを契約していました。家にWi-Fiもあるのに、月50GBの大容量プランを使っていたのが完全に無駄でした。
After: 楽天モバイル3,278円
楽天モバイルに乗り換えて、月額3,278円(無制限プラン)になりました。差額は月6,522円、年間78,264円。
「格安SIMは繋がりにくいんじゃ?」と心配していたのですが、地下鉄・カフェ・自宅で使う分にはほぼ違いを感じません。詳細は下記の記事で書いています。
スマホ代は「行動1回・所要時間30分・効果は永続」という、固定費見直しの中で最もコスパが良い項目です。最初に着手すべきはこれです。
② サブスク(節約額:月3,620円)
私のBefore: 加入しっぱなしのサブスクが5,200円
リスト化したらこんなにありました。
| サービス | 月額 | 利用頻度 |
|---|---|---|
| Netflix | 1,490円 | 月1回見るかどうか |
| Spotify | 980円 | 通勤で使用 |
| Amazonプライム | 600円 | 配送・Prime Videoで活用 |
| Apple Music | 1,080円 | Spotifyと重複 |
| Adobe Creative Cloud | 1,050円 | ほぼ未使用 |
合計5,200円。気づかないうちに、年6.2万円を払っていました。
After: 必要な2つに絞って1,580円
整理した結果、残したのはAmazonプライム(600円)とSpotify(980円)の2つだけ。Apple Musicは音楽サービスがダブっていたのですぐ解約。Adobeはほぼ使わないのに月1,050円払い続けていたという完全な無駄でした。
最低でも年に2回、契約しているサブスクを全部リストアップする時間を作ることをおすすめします。
サブスク棚卸しのやり方
私が使っているのはマネーフォワードMEです。クレカや銀行口座を連携すると、毎月の引き落としが自動で「サブスク」カテゴリに分類されるので、見落としを防げます。
③ 保険料(節約額:月8,500円)
ここは個人差が最も大きい項目です。私のケースとして書きます。
私のBefore: 新卒で入った医療保険+がん保険=月8,500円
社会人1年目に職場に来た保険外交員に勧められるまま、医療保険とがん保険に加入していました。月8,500円、年10.2万円。
After: 全解約して月0円
調べてわかったのは以下の事実です。
- 20代独身・健康な会社員は、公的医療保険+傷病手当金で大半のリスクをカバーできる
- 高額療養費制度があるので、入院しても自己負担は月8〜9万円が上限
- 民間医療保険は「不安解消のお金」であって、合理的に必要なケースは限られる
- 貯金100万円があれば、医療保険の代替になる
私の場合はNISAでの資産形成を優先したかったので、保険を全解約して月8,500円を投資に回しました。
- 扶養家族がいる人 → 死亡保険は必要
- 持病がある人 → 医療保険を残す判断もアリ
- 自営業・フリーランス → 傷病手当金がないので備えが必要
一律に「保険は不要」とは言えません。私は20代独身・会社員という条件下での判断です。
不安なら、保険ショップ(ほけんの窓口など)で無料相談を受けてから判断することをおすすめします。
④ 家賃(節約額:月1.5万円)
私のBefore: 地元愛知 → 上京直後の家賃12.5万円
27歳で上京した直後、不動産会社が紹介してくれた物件にそのまま入居。都内の駅徒歩5分・1K・築12年で12.5万円でした。
After: 引っ越しで11万円に下げた
更新タイミングで物件を再検討。駅徒歩を5分→10分に伸ばし、築年数を12年→18年にしただけで、同じエリアで11万円の物件に引っ越せました。
差額は月15,000円、年18万円。引っ越し費用は20万円かかりましたが、14か月で元が取れる計算です。
不動産業界で4年働いた立場から言えること
私は不動産業界で4年働いており、宅地建物取引士(宅建)も持っています。家賃を下げる本当のコツは「駅徒歩を1〜3分譲歩する」「築古を許容する」の2つです。
- 駅徒歩を5分→10分に:家賃が5〜15%安くなる
- 築年数を新しい→築15〜20年に:家賃が10〜25%安くなる
- 1階を許容する:家賃が5〜10%安くなる(防犯性は要確認)
逆に「広さを下げる」は満足度が下がるわりに節約効果が小さいので、優先度は低い。
ただし、家賃の見直しは引っ越しコストとのバランス。契約更新の3か月前から動き始めると、無理なく節約できます。
⑤ 電気・ガス会社(節約額:月1,800円)
私のBefore: 東京電力+東京ガス(旧プラン)
何も考えずに上京時の物件で契約された地域大手の電力・ガス会社をそのまま使用。月の電気+ガスで11,000円程度。
After: 楽天でんき+楽天ガスにセット契約
ポイント獲得との合わせ技で楽天でんき・楽天ガスにセット切替。料金は微減(月1,800円ほど)ですが、毎月200ポイント程度の楽天ポイントが追加で貯まります。
電気・ガスは料金そのものよりも「乗り換え手間ゼロで済む」「ポイント還元も得られる」という二重メリットを取るのが正解。詳しくは下記の記事で書いています。
固定費見直しの正しい順番
戦略的に見直すなら、私はこの順序を推奨します。
- スマホ代(最優先・効果大・手間少)
- サブスク(即決可能・効果中)
- 電気・ガス(手続き簡単・効果小〜中)
- 保険(要勉強・効果大・個人差大)
- 家賃(タイミング重要・効果大)
スマホ代とサブスクは今日この瞬間から動けるので、まずはこの2つを片付けてください。
浮いたお金は新NISAに回す
固定費を月3万円削った私が次にしたのは、その全額を新NISAに回すことです。
「節約 → 浪費」だと、削った意味がほとんどなくなります。「節約 → 投資」なら、複利の力で資産がどんどん増えていきます。
私の場合、月30万円の新NISA積立(年360万円・満額)を続けており、28歳で資産2,000万円に到達しました。35歳でのFIRE達成を目指しています。
やってはいけない節約の落とし穴
最後に、私が失敗した「やってはいけないパターン」も共有します。
- 食費から削り始める:意志力が続かず爆発する。固定費が先
- 保険を勢いで全解約する:扶養家族や持病がある場合は危険。冷静に判断
- 「とりあえず楽天経済圏」:自分の生活に合うか検証してから。Amazon派なら楽天は不向き
まとめ
- 私は固定費5項目を見直し、月3.5万円・年42.5万円削減した
- スマホ代・サブスクは今日から動ける最優先項目
- 保険は個人差が大きいので慎重に判断
- 家賃は駅徒歩・築年数の譲歩で意外と下がる(引っ越し費用と相殺で計算)
- 電気・ガスは「ポイント還元込み」で評価する
- 削ったお金は新NISAに回すと資産形成が加速する
固定費の見直しは、最初の1か月だけ少し頑張れば、あとは何もしなくても毎月勝手に節約が続く仕組みです。今日できることから、1つだけ始めてみてください。