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「お金の勉強なんて、いつかやろう」と思いながら20代を過ごした人は、私だけではないと思います。
仕事が忙しい。難しそうで何から始めればいいかわからない。今の生活でとりあえず困っていない——そうして5年が経ちました。
5年間に失ったお金を後から計算したら、約200万円以上になっていた。
この記事では、お金の勉強をしなかったことで何が起きたのか、5年分の後悔を正直に書きます。
- お金の勉強をしなかったことで失った3つのお金
- 5年間の損失の合計額(計算付き)
- 「今からでも遅くない」根拠
- 最短で始めるための3冊・3ステップ
私が20代で勉強しなかったことで失ったお金
損失①:リボ払いの利息(5年間で約40万円)
お金の知識がなかったから、リボ払いの怖さを知らなかった。
「毎月の支払いが一定で便利」という言葉を信じてリボ払いを使い続けた結果、5年間で約40万円の利息を払いました。
年利15%のリボ払いより、年率5%で長期運用する投資の方が明らかに有利——そんな基本的なことを、当時の私は知りませんでした。
→ 詳細はリボ払いで40万円の利息を払った後悔へ
損失②:不要な保険の保険料(5年間で約48万円の過払い)
入社直後に言われるまま生命保険・医療保険・がん保険の3本に加入。月9,000円を5年間払い続けた(総額約54万円)。
「20代独身に定期生命保険は不要」「日本には高額療養費制度がある」——この知識があれば、最初から月1,000円の最小限の保障だけで済みました。
5年間の過払い保険料(必要だった月1,000円分を差し引いた額):約48万円
→ 詳細は保険を見直さなかった後悔へ
損失③:新NISAを1年先延ばしにした機会損失(約18万円〜)
「もっと勉強してから始めよう」と2024年を丸々先延ばしにした。
2024年のオルカンの実績リターンは約24%。月3万円積み立てていたとすれば、1年間の機会損失は含み益だけで約8万円、30年後の複利効果も含めると約18万円。
→ 詳細は新NISAを1年遅らせた後悔へ
3つの損失合計:約106万円(リボ利息40万+過払い保険料48万+投資先延ばし18万)
さらに「格安SIMを知らなかった期間(年8万円)」「先取り貯金を知らなかった期間」を加えると、実質200万円規模の損失になります。
なぜ20代でお金の勉強をしなかったのか
当時の自分を振り返ると3つの理由がありました。
① 「学校で教わっていないから自分には縁がない」と思っていた 日本の学校教育では金融リテラシーがほとんど教えられません。「お金の話は難しい専門家の話」という先入観がありました。
実際は、初歩的な知識(先取り貯金・格安SIM・インデックス投資)は3〜4冊の本を読むだけで十分理解できます。
② 「今は困っていないから急がない」と思っていた 給料は振り込まれるし、カードで買い物もできる。「なんとかなっている」状態が続くと、危機感が生まれません。
でも「なんとかなっている」の裏側で、毎月数万円が静かに消えていたのです。
③ 「お金の話は卑しい」という文化的な抵抗感 「お金の話を人前でするのは品がない」という空気を日本社会では感じやすい。「投資はギャンブル」「保険は入っておくべき」という思い込みも影響していました。
今からでも遅くない根拠
「もう25歳(28歳・30歳)だから遅い」と感じる方もいるかもしれません。
でも数字で見れば明らかに間に合います。
| 開始年齢 | 月3万円・年5%運用・30年後 |
|---|---|
| 22歳開始 | 約2,500万円(60歳時点) |
| 25歳開始 | 約2,500万円(65歳時点) |
| 28歳開始 | 約2,500万円(68歳時点) |
| 30歳開始 | 約2,500万円(70歳時点) |
月3万円を30年続ければ、開始年齢が28歳でも30歳でも、最終的な金額はほぼ変わりません。 差があるのは「いつ達成できるか」だけです。
今日が、残りの人生で一番早い日です。
最短で始めるための3冊
お金の勉強で読んで本当に役立った本だけ紹介します。
① 『お金の大学』(両@リベ大) 節約・投資・保険・税金・副業の5分野を網羅した入門書。これ1冊で基礎は全部わかります。Youtubeの解説動画も無料で見られます。
② 『ほったらかし投資術』(山崎元・水瀬ケンイチ) インデックス投資の具体的なやり方を解説。「何を買えばいいか」が明確になります。
③ 『DIE WITH ZERO』(ビル・パーキンス) 老後に備えて節約・貯蓄するだけでなく、「人生でお金をどう使うか」という哲学を考えさせてくれる一冊。お金の全体観を持つために読む価値があります。
最短で始める3ステップ
本を読んだ後の行動手順です。
Step1:家計の見える化(今週中) マネーフォワードMEを入れて、全口座・全カードを連携する。「毎月何にいくら使っているか」を把握するだけで、節約意識が自然に高まります。
Step2:固定費の見直し(今月中) 格安SIM・保険・サブスクの3つを棚卸しする。この3つだけで月1〜3万円の節約が可能です。
Step3:新NISAで積立投資を開始(来月中) 楽天証券かSBI証券でNISA口座を開設。eMAXIS Slim全世界株式を月1,000円から設定する。「始めた」という事実が大切です。
3ステップの合計時間:約5〜6時間
この5〜6時間の投資で、毎月の手元に残るお金が1〜3万円増え、将来の資産が数百万円変わります。
お金の勉強 よくある質問(FAQ)
Q. お金の勉強は何から始めればいいですか?
A. 「家計の見える化(マネーフォワードME)」が最初の一歩です。難しい投資理論より先に、自分が毎月何にいくら使っているかを知ることが全ての土台になります。次に固定費見直し、その後にNISAという順番が挫折しにくいです。
Q. 独学でも大丈夫ですか?スクールに通う必要は?
A. 20代の基礎レベルなら独学で十分です。『お金の大学』など評判の良い入門書1〜3冊とYouTube無料動画で、必要な知識の8割はカバーできます。高額なマネースクールは不要です(むしろ投資勧誘に注意)。
Q. 勉強する時間がありません。最低限これだけ、というものは?
A. 「①格安SIMに変える ②不要な保険を解約する ③NISAでオルカンを積立する」の3つだけで十分元が取れます。3つとも一度設定すれば自動で効果が続くので、勉強時間は合計5〜6時間で済みます。
Q. 何歳まなら間に合いますか?
A. 何歳でも間に合います。本文の表の通り、30歳開始でも月3万円・30年積立で約2,500万円に届きます。「始めるのが一番早いのは今日」というのが数字上の事実です。
まとめ
- お金の勉強をしなかった5年間で失ったお金は約200万円規模
- 主な損失:リボ払い利息・無駄な保険料・投資の先延ばし
- 今からでも遅くない。開始年齢より「始めたかどうか」が重要
- 最初の一歩:家計の見える化→固定費見直し→NISA開始の3ステップ