新卒1年目のボーナスを全額旅行に使うと、機会損失はいくら?計算してみた

新卒1年目のボーナス(手取り15万円)を全額旅行に使うと、それを新NISAに投資していた場合と比べてどれくらいの機会損失になるのか。「ボーナスとの正しい付き合い方」を計算とともに解説します。
ボーナスのイラスト
出典:いらすとや
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この記事を書いた人

28歳・資産2,500万円のFラン卒会社員。都内一人暮らし。35歳FIREを目指して新NISA満額積立中。プロフィール

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まなぶくん
まなぶくん
やっとかめさん、初めてのボーナスって全部使いたくなりませんか?旅行とか行きたくて…
やっとかめ
やっとかめ
新卒1年目のボーナス15万円を全部旅行に使う人は多い。でも6年後に計算してみると、その15万円の機会損失は思っていたより大きくなる。今日はそれを正直に話すね。

22歳、社会人1年目の夏。

初めてのボーナスが手取りで15万円入る。

「初めてのボーナスだし全部使っていい!」と思い、友人3人と旅行に行く——というのはよくある話です。楽しい思い出になるので、後悔する必要はありません。

ただし、「お金の観点だけで見ると」どうだったのか、6年後に計算してみます。

この記事でわかること
  • 新卒1年目のボーナス15万円を全額使った機会損失の計算
  • 「楽しい体験 vs 資産形成」はトレードオフではない
  • ボーナスの「ベストな配分」の考え方
  • 社会人1〜3年目のボーナスを最も効果的に使う方法

新卒ボーナス15万円の機会損失

22歳で15万円を新NISA(インデックス投資・年率5%)に投資していた場合のシミュレーション:

年齢 評価額(年率5%複利)
25歳(3年後) 約174,000円
28歳(6年後) 約201,000円
35歳(13年後) 約283,000円
50歳(28年後) 約588,000円
60歳(38年後) 約958,000円

15万円が38年後に約96万円になる計算。

旅行で消えた15万円は、6年後の視点で見ると20万円相当の機会損失になります。

まなぶくん
まなぶくん
でも新卒のボーナスは全部使っていいじゃないですか?それくらいの楽しみは必要では?
やっとかめ
やっとかめ
その通り!全部使うな、とは言いたくない。「半分投資・半分楽しむ」にするだけで全然違う、というのが考え方の核心。50%は確実に未来の自分に届く、という設計にするんだ。

「全額使う vs 半分投資」の比較

新卒1年目のボーナス15万円の場合:

パターン 旅行・楽しみ 投資 28歳時点での投資評価額
全額使う 150,000円 0円 0円
半分投資 75,000円 75,000円 約100,500円
7割投資 45,000円 105,000円 約140,700円

半分だけ投資(75,000円)にしても、28歳で10万円超えの資産になっていました。

旅行75,000円でも十分楽しめたはずです。

社会人1〜3年目のボーナスが「最も価値が高い」理由

複利は「時間」が最大の武器です。

22〜24歳から投資に回すと、60歳時点での価値は28〜30歳から始めた場合の1.3〜1.6倍になります。

投資開始年齢 月3万円積立(年率5%) 60歳時点
22歳 約4,075万円
25歳 約3,408万円
28歳 約2,834万円
30歳 約2,497万円

22歳から始めた場合と30歳から始めた場合の差は約1,578万円。積み立てる額は同じ月3万円で、違うのは始めた時期だけです。

ボーナスのベストな配分の考え方

機会損失の計算からたどりつく、ボーナスの配分原則です:

ボーナス配分の黄金比(社会人3年目まで)
  • 投資・貯金:50〜60%(新NISA優先)
  • 楽しみ・体験・旅行:20〜30%
  • 生活費・日用品・ほしいもの:10〜20%

社会人4年目以降は投資比率を下げて体験費用を増やしてもOK。

50〜60%を投資に回しても、残り50%で旅行・外食・ほしいものを買える。楽しみを全部我慢する必要はありません。

投資に回すと決めた分をどこに置くかは、新NISAの始め方からまとめて確認できます。

新NISA完全ガイド 20代の投資完全ガイド【新NISAの始め方から失敗回避まで全網羅】

「後悔」というより「知っておけばよかった」

旅行の思い出はいつまでも良い記憶として残ります。友人との時間はお金には変えられません。

問題になりやすいのは「全額使うという選択肢しか知らなかったこと」です。

「50%投資・50%旅行」という選択肢を知っていれば、旅行を楽しみながら資産形成もできます。

選択肢を増やすのが「お金の勉強をする理由」です。

新卒ボーナスの使い方 よくある質問(FAQ)

Q. 初ボーナスは全部使ってもいいですか?

A. 「全部」はおすすめしません。ただし全額貯金も極端です。「半分は思い出・半分は将来」の50:50が、楽しみと資産形成を両立できる現実的なバランスです。

Q. 新卒1年目の夏ボーナスはいくらくらいですか?

A. 在籍期間が短いため「寸志」として5〜15万円程度の会社が多いです。満額支給は冬から、という会社が一般的。少額のうちに「配分のルール」を作っておくと、額が増えたときに活きます。

Q. 旅行や経験にお金を使うのは無駄遣いですか?

A. 無駄ではありません。20代の経験には、後から買えない価値があります。問題は「無計画に全額使うこと」だけ。枠を決めて使う経験消費は、立派な自己投資です。

Q. ボーナスの一部を投資する場合、何に入れればいいですか?

A. 新NISAでのインデックスファンド(オルカン等)への投資が王道です。22歳で入れた20万円は、年率5%で60歳時点の約128万円に育つ計算(38年運用)。「使った50%」と同じ額が、将来6倍になって戻るイメージです。

まとめ

  • 新卒1年目ボーナス15万円を全額旅行に使うと→6年後の機会損失は約5万円(20万円が手元にあった計算)
  • 社会人1〜3年目の投資は「時間の複利」が最大限に働く最も価値の高い投資
  • ボーナスは「50〜60%投資・残りで楽しむ」が黄金比
  • 楽しみを我慢する必要はない。「半分投資」にするだけで全然違う

次のボーナスが入ったら、入金前に「投資する金額」を先に決めておいてください。先に決めれば、残りを思い切り使えます。

まなぶくん
まなぶくん
「半分投資・半分楽しむ」なら無理なく続けられそうです。次のボーナスで実践してみます!
やっとかめ
やっとかめ
それが正解。楽しみも我慢しないで資産形成も進む。「全部使うか全部貯めるか」じゃない。バランスが一番続く。

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