奨学金を繰り上げ返済しなかった後悔【28歳・利息で30万円を無駄にした話】

奨学金の繰り上げ返済をせずに10年間払い続けた後悔談。有利子奨学金の利息が累計30万円を超えていた計算と、繰り上げ返済すべきだった理由を28歳会社員が公開します。
お金の計算をする人のイラスト
出典:いらすとや
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この記事を書いた人

28歳・資産2,000万円のFラン卒会社員。都内一人暮らし。35歳FIREを目指して新NISA満額積立中。プロフィール

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まなぶくん
まなぶくん
やっとかめさん、奨学金の返済って繰り上げした方がいいんでしょうか?よくわからなくて…
やっとかめ
やっとかめ
私は繰り上げをしないまま27歳まで放置して、気づいたら利息だけで30万円以上を払ってた。今日はその後悔を全部話すね。

「奨学金、とりあえず月々払えてるからいいか」

そう思って6年間放置した結果、利息だけで約32万円を払っていたと計算で気づきました。

この記事では、奨学金の繰り上げ返済をしなかった後悔を正直に公開します。

この記事でわかること
  • 繰り上げ返済しなかった場合の利息損失(計算付き)
  • 奨学金と新NISA投資、どちらを優先すべきか
  • 繰り上げ返済のやり方と判断基準
  • 後悔しないための奨学金との向き合い方

私の奨学金の状況

項目 内容
種別 日本学生支援機構(第二種)有利子
借入総額 240万円
金利 年0.90%(固定)
月の返済額 約19,000円
返済期間 13年(予定)
社会人スタート時の残高 約240万円

大学4年間、毎月5万円を借りていました。就職した時点で240万円の残高。

「月19,000円ならなんとかなる」と思い、そのまま淡々と払い続けていました。

気づいてしまった「利息の計算」

27歳のとき、ふとした思いつきで奨学金の利息計算をしてみました。

繰り上げ返済しない場合

  • 借入額:240万円
  • 金利:0.90%(固定)
  • 返済期間:13年

日本学生支援機構の返還シミュレーターで計算すると:

支払総額:約272万円 利息総額:約32万円

月19,000円×156ヶ月(13年)で、元本240万円に対して32万円を余計に払う計算です。

まなぶくん
まなぶくん
32万円の利息って…。それって全部「無駄」なお金ですよね?
やっとかめ
やっとかめ
そう。借りたお金を使う「レンタル料」だから、そのまま消える。しかも月19,000円を13年間払い続けるというのは、かなり長い足かせになるよ。

もし社会人3年目に100万円一括返済していたら

25歳(社会人3年目)に100万円を一括繰り上げ返済したケースで再計算すると:

項目 繰り上げなし 25歳で100万円繰り上げ
残元本 240万円 140万円(25歳時点)
残り期間 約10年 約7年に短縮
利息合計 約32万円 約11万円
利息の差 ▲21万円の節約
返済完了 37歳 32歳

25歳で100万円を繰り上げ返済するだけで、利息を21万円減らし、返済完了を5年早められた計算です。

「NISA投資と奨学金、どっちを優先すべきか」問題

「繰り上げ返済より新NISAに投資した方がいいのでは?」という話もあります。

これは金利との比較で判断します。

比較軸 奨学金返済(繰り上げ) 新NISA投資
確実性 確実に0.90%の利息節約 不確実(期待値は年4〜7%)
リスク ゼロ 元本割れリスクあり
期間 短期で効果 長期で効果(10〜20年)

金利が0.90%の場合の判断:

  • 新NISA(長期)の期待リターンは年4〜7%(過去実績ベース)
  • 奨学金の金利0.90%より投資リターンが高い可能性が高い
  • 結論:新NISAを優先しつつ、余裕ができたら繰り上げ返済

ただし、精神的な重さも考慮してください。「奨学金が残っている」というプレッシャーが強い人は、先に返した方が心理的な余裕が生まれます。

金利が1.5%以上の場合は繰り上げ返済を優先検討してください。投資の期待リターンとの差が縮まるため、確実な利息節約の価値が大きくなります。

私が後悔している本当の理由

利息32万円よりも、私が後悔しているのは別のことです。

月19,000円を13年間「払い続ける」という精神的な重さ

就職直後から毎月19,000円が自動で引き落とされる。ボーナスも少し入る。給料が上がる。でも毎月19,000円は変わらず出ていく。

この「足かせ感」が6年間続いています。

35歳になってもまだ奨学金を払っている。転職・結婚・引っ越し…ライフイベントが来ても月19,000円のロックは外れない。

この「選択肢を狭める感覚」が、32万円の利息より辛かった。

繰り上げ返済のやり方(日本学生支援機構)

日本学生支援機構の奨学金の場合、繰り上げ返済はスカラネットパーソナルから申請できます。

手順:

  1. スカラネットパーソナルにログイン
  2. 「繰上返還(一部・全部)」を選択
  3. 繰り上げ返済する金額・口座を入力
  4. 申請完了(約1ヶ月後に反映)

繰り上げ返済のタイミング:

  • 生活防衛資金(生活費6ヶ月分)を確保した後
  • ボーナス時期(6月・12月)がまとまった金額を動かしやすい
  • 転職・引っ越しなど大きな支出が落ち着いた後

奨学金の繰り上げ返済 よくある質問(FAQ)

Q. 奨学金は繰り上げ返済すべきですか?

A. 金利によります。金利0.9%程度の第二種なら、新NISAの期待リターン(年4〜7%)の方が高いため「投資を優先しつつ余裕資金で繰り上げ」が合理的です。ただし金利1.5%以上や「借金のプレッシャーが辛い」場合は繰り上げ返済を優先する価値があります。

Q. 奨学金返済と投資、どちらを先にやるべきですか?

A. まず生活防衛資金(生活費3〜6ヶ月分)を確保し、その後は金利と投資期待リターンの差で判断します。低金利なら投資、高金利なら返済が基本。精神的な負担の大きさも立派な判断材料です。

Q. 繰り上げ返済にデメリットはありますか?

A. 手元の現金が減り、急な出費に対応しにくくなる点です。生活防衛資金を取り崩してまで繰り上げると、いざという時にカードローン等の高金利借入に頼るリスクが生まれます。必ず防衛資金を残した上で行いましょう。

Q. 第一種(無利子)奨学金も繰り上げ返済すべきですか?

A. 急ぐ必要はありません。無利子なら利息の損失がゼロなので、その資金を新NISAで運用する方が有利です。ただし「早く完済してスッキリしたい」という心理的メリットを重視するなら繰り上げてもOKです。

まとめ

  • 奨学金240万円(金利0.90%)を13年返済すると利息は約32万円
  • 社会人3年目に100万円を一括繰り上げ返済すれば利息を21万円節約・完済を5年早められた
  • 金利0.90%なら新NISA投資を優先しながら余裕ができたら繰り上げ返済が王道
  • 月19,000円×13年という「選択肢の制約」が最大の後悔

「繰り上げ返済しなかった後悔」より大事なのは、今日から何をするかです。生活防衛資金を確保したら、次のボーナスでいくら繰り上げできるかシミュレートしてみてください。

まなぶくん
まなぶくん
利息より「足かせ感」の方が辛いというのは、実感が湧きます。ボーナスで少し繰り上げしてみます。
やっとかめ
やっとかめ
少しでも繰り上げるごとに残期間が縮まって、心理的な余裕が生まれるよ。元本が減るスピードも実感できるようになる。最初の一回がいちばん大事だからね。

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