家賃が高すぎる部屋を借りた後悔【3年間で損した120万円の計算】

「いい部屋に住めば生活が充実する」と思って手取りの4割を家賃に使い続けた後悔談。3年間で適正家賃との差額が120万円になった計算と、家賃を下げてから変わったことを28歳会社員が正直に公開します。
一人暮らしの部屋のイラスト
出典:いらすとや
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この記事を書いた人

28歳・資産2,000万円のFラン卒会社員。都内一人暮らし。35歳FIREを目指して新NISA満額積立中。プロフィール

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まなぶくん
まなぶくん
やっとかめさん、一人暮らしの部屋を決めるとき、家賃ってどのくらいを目安にすればいいですか?ちょっといい部屋の方が生活が豊かになる気がして。
やっとかめ
やっとかめ
わかる、そう思いがちなんだよ。でも私は手取りの4割を家賃に使い続けて、3年間で120万円損した。その後悔を今日は全部話すね。

上京したとき、「せっかく東京に住むなら、いい部屋に住みたい」と思っていました。

入社1年目、手取り21万円のとき、家賃83,000円の1LDKを借りました。

手取りの約40%を家賃に使っていた計算です。

「広い部屋の方が生活の質が上がる」「いい立地の方が通勤が楽」「どうせ長く住むから」——そう言い聞かせながら3年間、その部屋に住み続けました。

この記事では、高すぎる家賃を払い続けた後悔と、その損失を正直に計算します。

この記事でわかること
  • 家賃に「手取りの40%」を使い続けた3年間の記録
  • 適正家賃(手取りの30%以下)との差額:120万円
  • 「いい部屋に住むと幸福度が上がる」は本当か?
  • 家賃を下げてから実際に変わったこと

当時の家計と家賃の割合

入社時の状況です。

項目 金額
手取り月収 約21万円
家賃(1LDK・築8年) 83,000円
手取りに占める割合 約40%

「手取りの30%以内」が一般的に言われる目安なので、私の家賃は1万5,000〜1万8,000円ほど高すぎる水準でした。

手取り21万円で家賃83,000円の場合:

  • 残り:127,000円
  • 食費・光熱費・通信費など:約65,000円
  • 残り:62,000円(交際費・趣味・予備費・貯金すべてここから)

貯金に回せる金額は、頑張っても月2〜3万円が限界でした。

なぜ高い家賃を払い続けたのか

振り返ると3つの心理的な理由がありました。

理由①:「引越しは面倒」という先延ばし

一度決めた家賃を見直すには「引越し」という大仕事が必要です。初期費用・手続き・荷物の搬送——「面倒だから来年でいいか」が毎年繰り返されました。

理由②:「いい部屋≒豊かな生活」という思い込み

「広い部屋の方が精神的に余裕ができる」「立地がいい方がストレスが少ない」と信じていました。

実際は広い部屋の分だけ「物が増えた」だけで、生活の充実度は家賃に比例しませんでした。

理由③:「もったいない」という正当化

「せっかく気に入って決めた部屋だから」「引越して環境が変わるのが怖い」という心理で、判断を先延ばしにし続けていました。

まなぶくん
まなぶくん
引越しの手間や初期費用を考えると、住み続けた方がいいと思ってしまいますよね。
やっとかめ
やっとかめ
そこが罠なんだよ。引越しの初期費用が30〜40万円かかっても、月の家賃が2万円下がれば15〜20ヶ月で元が取れる。3年という長い目で見れば、引越した方が圧倒的に得だった。

3年間の損失計算

「手取りの30%以内=63,000円」が適正だとすると、毎月の過払い額は20,000円です。

計算 金額
実際の家賃 83,000円/月
適正家賃(手取り30%) 63,000円/月
毎月の過払い額 20,000円
3年間の合計過払い 720,000円

さらに、この72万円を新NISAで運用していた場合の30年後の試算:

  • 72万円を年率5%で30年運用 → 約311万円

「高い家賃の3年間」による実質的な損失は240〜310万円規模になります。

「いい部屋に住むと幸福度が上がる」は本当か?

3年住んでみた正直な感想です。

よかった点(家賃分の価値を感じた点):

  • 部屋が広いのでテレワーク環境を整えやすかった
  • 立地がよく通勤は楽だった

幻想だった点(思ったほど変わらなかった点):

  • 「広い部屋だから充実した生活ができる」は嘘。物が増えただけ
  • 家賃が高い分、外食や趣味にお金をかけられず、むしろ生活水準は下がった
  • 「いい部屋に住んでいる満足感」は3ヶ月で慣れた

結論:家賃を抑えた方が、生活全体の満足度は上がりました。

月2万円の余白ができることで、好きなことにお金を使える自由度が増した。これが幸福度への一番の貢献でした。

家賃を下げてから変わったこと

3年後に引越して家賃を62,000円(手取りの約22%)に下げました。

変化 内容
月の余白 +21,000円
先取り貯金 月2万円→月5万円に増額
新NISAの積立 月1万円→月3万円に増額
外食・趣味 少し余裕が出た
精神的ストレス 「家賃きつい」という慢性的な焦りがなくなった

引越しの初期費用は約35万円かかりましたが、17ヶ月で回収完了。それ以降は毎月2万円のプラスが続いています。

家賃の適正ラインの考え方

参考に、手取り別の家賃目安をまとめます。

手取り 30%ライン(目安) 理想ライン(25%以下)
15万円 45,000円 37,500円
18万円 54,000円 45,000円
20万円 60,000円 50,000円
22万円 66,000円 55,000円
25万円 75,000円 62,500円
28万円 84,000円 70,000円

「30%以内」が基準ですが、できれば25%以内を目指すと貯金・投資に回せる余白が大きくなります。

家賃目安 手取り別・家賃目安早見表【一人暮らしで後悔しない家賃の上限の決め方】

まとめ

  • 手取り40%の家賃を3年間払い続けて、適正との差額が72万円
  • 「いい部屋≒豊かな生活」は3ヶ月で慣れる幻想だった
  • 家賃を下げたら生活満足度は上がった(余白が増えるから)
  • 引越しの初期費用は「家賃削減額×回収期間」で必ず元が取れる計算をしてから動く

今の家賃が手取りの30%を超えているなら、引越しを検討するタイミングかもしれません。「面倒だから先延ばし」の毎月のコストを計算してみてください。

まなぶくん
まなぶくん
手取りの30%以内ですね。今の家賃を計算してみます…正直ちょっとオーバーしてるかも。
やっとかめ
やっとかめ
もしオーバーしてるなら、次の契約更新か引越しのタイミングで見直す価値がある。「面倒だから」が一番の損だよ。

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