個別株で50万円を失うことも?初心者が陥りやすい失敗パターンを解説

投資信託と個別株の違いを理解せずに個別株から始めると、知識ゼロの2年間で50万円規模の損失を出すこともあります。よくある失敗の経緯と、インデックス投資に切り替えるメリットを解説します。
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出典:いらすとや
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この記事を書いた人

28歳・資産2,500万円のFラン卒会社員。都内一人暮らし。35歳FIREを目指して新NISA満額積立中。プロフィール

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まなぶくん
まなぶくん
やっとかめさん、投資って個別株から始めるものですか?NISAで個別株を買おうとしているんですが…
やっとかめ
やっとかめ
個別株から始めて50万円規模を溶かしてしまう人は珍しくない。今日は「個別株 vs 投資信託」の違いを先に知っておいてほしくて、よくある失敗パターンを正直に話すね。

「株式投資で資産を増やそう」と思ったとき、多くの人が最初に思い浮かべるのが個別株です。

しかし知識ゼロで個別株投資を始めると、2年間で50万円規模を失ってしまうケースが実際にあります。

この記事では、個別株でよくある失敗の経緯と、インデックス投資に切り替えるメリットを解説します。

この記事でわかること
  • 個別株で50万円規模を失ってしまう典型的な経緯
  • 「個別株 vs インデックス投資」の本質的な違い
  • なぜ初心者が個別株で勝てないのか
  • インデックス投資に切り替えると何が変わるか

個別株で50万円を失うまでの典型的な2年間

始めたきっかけ

「知人がA社の株を買ったら3倍になった」という話を聞き、翌日に証券口座を開設する——というのが、よくある始まり方です。

最初の購入銘柄:国内IT企業1社・50,000円

「これで増やせる」と思ってしまいます。

半年後:含み益が出て「才能がある」と錯覚する

買った翌月から株価が上昇。6ヶ月後に評価額が+15%(7,500円の利益)になったとします。

ここで過信が始まります。

1年目:3銘柄に分散し合計200万円を投入

「分散すればリスクが減る」と思い、国内株3銘柄に合計200万円を投資するケースを見てみましょう。

銘柄 投資額 1年後の評価額
IT企業A 50,000円 62,000円(+12,000円)
製造業B 700,000円 560,000円(▲140,000円)
小売業C 1,250,000円 870,000円(▲380,000円)
合計 2,000,000円 1,492,000円(▲508,000円)

1年間で50万円以上の含み損。

2年目:損切りできず持ち続けるとどうなるか

「いつか戻るはず」と思って損切りできないまま持ち続けると、含み損が確定損に変わっていきます。

製造業Bは少し戻しても、小売業Cがさらに下落する、というような展開はよくあります。

このパターンで最終的に損確定する金額は、約50万円規模になることが多いです。

まなぶくん
まなぶくん
2銘柄が同時に下がるんですね。「分散すればリスクが減る」という考えは間違いなんですか?
やっとかめ
やっとかめ
同じ国内株3銘柄では分散にならないんだ。本当の分散は「地域・資産クラス・時間軸」で分けること。国内株3銘柄はただの集中投資になってしまう。

なぜ初心者が個別株で勝てないのか

個別株の難しさ:

  • 何千社の中から「上がる銘柄」を事前に選ぶ必要がある
  • 企業の財務諸表・業績・競合動向を分析するスキルが必要
  • プロのファンドマネージャーでさえ、長期でインデックスに勝てないケースが多い
  • 情報の非対称性(機関投資家の方が情報・分析力で個人投資家より圧倒的に有利)

インデックス投資(投資信託)との違い:

比較軸 個別株 インデックス投資
対象 1社〜数社 全世界・数千社に分散
必要知識 銘柄分析・決算読み ほぼ不要
リスク 1社倒産で価値ゼロ 全社倒産は現実的にない
時間コスト 毎日チェック必要 月1回確認で十分
長期リターン 運次第(プロも負ける) 経済成長に連動

インデックス投資に切り替えると何が変わるか

個別株からインデックス投資(eMAXIS Slim全世界株式など)へ完全に切り替えると、一般的に次のような変化が期待できます。

項目 個別株中心 インデックス中心
毎月の時間コスト 5〜10時間(銘柄チェック) 約30分(残高確認)
睡眠の質 悪化しやすい(株価が気になる) 安定しやすい(見ない日も増える)
値動きの傾向 銘柄選びに左右される 世界経済の成長に連動
精神的な負荷 高い 低い

個別株 vs 投資信託 よくある質問(FAQ)

Q. 初心者は個別株とインデックス投資、どちらから始めるべきですか?

A. インデックス投資(投資信託)からです。全世界株式やS&P500のインデックスファンドは、銘柄分析なしで数千社に自動分散でき、長期では多くのプロの個別株運用を上回る実績があります。まずここで「投資に慣れる」のが王道です。

Q. 「個別株はやめとけ」と言われるのはなぜですか?

A. 1社に集中するため、その企業の業績悪化や倒産で資産が大きく減るリスクがあるからです。また勝つには企業分析スキルと時間が必要で、情報量で機関投資家に劣る個人は不利です。知識ゼロで始めると50万円規模の損失に至るケースも珍しくありません。

Q. 新NISAで個別株は買えますか?

A. 成長投資枠では個別株も買えます。ただし、つみたて投資枠(年120万円)はインデックス投信などに限定。初心者はまずつみたて投資枠でインデックスを積み立て、知識と余剰資金がついてから成長投資枠で個別株に挑戦する順番がおすすめです。

Q. 個別株は絶対にやってはいけないのですか?

A. 禁止ではありません。生活防衛資金と、インデックスでのコア資産を確保した上で、「失っても生活に支障のない余剰資金」で楽しむなら問題ありません。問題なのは、初心者が知識ゼロで全資産を個別株に投じることです。少額で練習するなら、米国株を1株から買える口座の使い方をDMM 株の記事にまとめています。

まとめ

  • 個別株から始めると2年間で50万円規模の損失になることも
  • 国内株3銘柄の「分散」は本当の分散にならないケースが多い
  • 初心者が個別株で勝つためには企業分析スキルが必要で、プロでも難しい
  • インデックス投資に切り替えると時間コストと精神的な負荷が大きく下がる

投資を始めるなら、まず新NISAのつみたて投資枠でインデックスファンド(全世界株式かS&P500)の積立から始めることを強くすすめます。個別株の失敗パターンを知った上でたどり着く答えは、多くの場合これです。

口座の開き方から積立の設定までは、新NISAの始め方【楽天証券で口座開設〜積立設定まで全手順】に画像付きでまとめています。「何から手をつければいいか分からない」なら、ここから読めば同じ失敗を回避できます。

まなぶくん
まなぶくん
個別株じゃなくてインデックス投資から始めます!新NISAのつみたて枠で全世界株式を積み立ててみます。
やっとかめ
やっとかめ
それが正解。最初の1年で「投資って怖くない」「ほったらかしで増える」という体験をしてから、余剰資金で個別株に挑戦するなら全然OK。順番が大事だよ。

運営者プロフィール やっとかめ|28歳で資産2,500万円・宅建保有。地方Fラン卒の会社員が実体験ベースで節約と新NISAを発信しています NISA後悔 新NISAを1年先延ばしすると、いくら損する?機会損失を計算してみた お金の勉強後悔 お金の勉強を20代でしないと、いくら損する?5年分の損失を計算してみた NISA配分 新NISA 20代のポートフォリオの組み方【手取り25万・月3万円積立のモデルケース】 iDeCo後悔 iDeCoは20代でやるべき?3年遅らせた場合の節税・運用益の差額を計算 28歳の転換点 28歳・貯金100万円以下で30代を迎えそうなときの立て直し方【1年で248万円のモデルケース】
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